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殺陣ワークショップ開幕

US-produce主催で殺陣(たて)の講師をお招きして行っていますワークショップ『筋肉痛のすすめ』本日3月7日より始まりました!おめでとうございます!ありがとうございます、佐野功先生!!

殺陣師の佐野功先生は昨年のテルコ組曲の殺陣もお世話になっており、今年もまたいらしてくださいました。ありがとうございまーす( *´艸`)


しかーし今回は就活演劇。『就活生』と『殺陣』にいったいなんの繋がりがあるのでしょうか。ムカつく面接官を剣でズバッとぶった切る為に使うのでしょうか?それとも「最後の5人までに生き残ったヤツ、仮採用な!」っていう感じのハンター試験的なことをするのでしょうか?どうするの!演出!!

とか思っていましたが、今日佐野先生に教わりながら知りました。人をぶった切ることだけが殺陣というわけではありませんでした。別れ際のカップル、女が去ろうとしたときに男が「ちょ、待てよ」と言って腕をガシッと掴み振り向かせる、みたいなことも立派な殺陣と呼べるそうです!しかし・・殺陣と呼ぶとなんだかこのカップル、殺し合いを始めそうですね。たぶん、『たて』とは所作のことも言うのかもしれませんね。

ならば、今日習う殺陣も就活に結び付くのかもね!!
わくわくっ


さて、そういうわけで始まりましたWS。US-produceキャストだけではなく、一般公募(?)や紹介をしていらした方もいらっしゃいました。ようこそ~!写真は我らが制作・奥さまがアップしてくださるでしょうし、何をやったかも詳細をバババッと書いてくださることでしょう。僕なんかより面白おかしく。ですから僕は体験談だけ話します。あ、自己紹介遅れました。こうたにじゅんと言います。役者です。

「殺陣はリアクションが大事」と言います。ふうん・・と思っていましたが、習い、またやって実感しました。まったくその通りでした。攻撃した人を引き立たせるのはされる人の巧みなやられ方によりけりだなと思いました!確かに攻撃側にもスキルは必要ですが、リアクション次第で如何様にも攻撃を強く、或いは弱くできます。やー、面白い。

デコピンをね、
食らった瞬間「痛っ」っと普通のリアクション
食らった瞬間ぶっ飛んで「ぐはっ」っと大ダメージ
打たれた部分をポリポリ掻いてまったくのノーダメージ

とかね、もーねコントみたい。クリリン対フリーザみたいなね「蚊でも止まりましたかねフフ・・・」みたいなね。デコピン食らって岩突き抜けて星になるまで飛んでいくとかね、全てリアクション次第でそう見えるんですよ。ドラゴンボールのようなことも可能なんです!


ペアを組んだじゅんじくんと言う男の子のテンションが高くてハイテンション気味になりましたが、いやぁ楽しかった。殴った気分になれるし、また上手く殴られたように見せられるとやったぁとなります。

ただ、テンション高くても怪我はしないように注意!殺陣の基本は『絶対に怪我をしないこと』だそうですから!



しかし、WS名が『筋肉痛のすすめ』←佐野さん命名だけあって、首、肩、腕、腰、とまんべんなく痛い。凝ってる…!明日は間違いなく筋肉痛ですね…ぐふぅ




さて、次回は張江くんに回したい所ですが、彼はこういったことを一切やらないお人。果たしてどうなるやら。

by us-produce | 2011-03-08 00:01 | 稽古場日誌