「Al-ways~走れ大学生~」秘話②

続きです。

ラストシーン。SCENE3「UNIVERSITY」
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大学でやっておくべきことを、それぞれ語ってもらいました。
テーマと伝えたい言葉のみ演出の僕が考え、あとは役者たちにスピーチを考えてもらいました。それが、リアリティに繋がります。
どんなことを語ったかまでは記せませんが、最後に役者紹介を兼ねて、UNIVERSITYの表情を見てみましょう。

高梨悠「悩んだらやる」
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名越健「熱意を持った人と出会う」
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酒寄拓「常に周囲にアンテナを張り巡らせ、人と繋がる」
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金原並央「海外体験を必ずする」
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港谷順「一生懸命に取り組むものを見つける」
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大久保千恵「フットワークの軽さを保つ」
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佐原裕貴「失敗をする」
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村田広美「自分なりの価値観をもつ」
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伊藤源「     」
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伊藤君の
「大学生のうちにやっておくべきこと、それは、大学に頼らないことです」
という言葉と共に、終演アナウンスが入り、演劇は終わりを迎えます。
退場曲はケツメイシ「さくら」。
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出演者の退場アナウンスを受けて、名前の由来を大声で主張しながら去っていく出演者たち。
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伊藤君だけが舞台上に残って佇んでいます。

Al-ways with me
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日本語に翻訳すると「いつも私と」。
客入れの曲「いつも何度でも」を流しましたが、その「いつも何度でも」の英訳タイトルが「Always with me」です。「輝くものは、いつもそこに、私の中に見つけられたから」という歌詞を英語に凝縮したものだと思います。
「私」は、「個人」とも「大学」とも読み取ることが出来ます。
ただの「Always」ではなく「Al-ways」なので、「ALL WAYS」という意味合いがあります。
「全ての道。あらゆる道。あらゆる可能性は、私(=あなた、もしくは大学)と共にある。」
というメッセージです。

突如、がむしゃらに踊る伊藤君。振付は安部麻里奈です。
自由に踊っているようにも、闘っているようにもみえる踊りを、と要求しました。
素敵なダンスを作ってくれて、伊藤君も必死に踊ってくれました。
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伊藤がんばってんなー
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「Al-ways~走れ大学生~」のメンバーです。
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初めて参加する人もすぐに溶け込めて、誰もが居場所になれるところ。
それが、このメンバーだと思います。
自分も、稽古やっててとても楽しかったです。踊ったり笑ったりの絶えない稽古場でした。
ここに出演したくても出来なかったメンバーもいます。でも、この人達にしか作れない「絆」は、僕は演出出来ませんし、このメンバーだからこそです。
彼らにしか作れない作品だったことは間違いありません。


これまで関わってくださった方々、そして御来場いただいた皆様。
本当にありがとうございました。
これからも演劇を続けていくもの、やめて就職するもの、先が見えないけど好きなことをやっていくもの、大学に残るもの。それぞれです。
僕は今年から演劇研修所に入ってしまいます。なので、実質彼らとは3年間同じ舞台には立てません。これからも、僕らの応援をよろしくお願いします。みんな面白い芝居をします。見守ってください。舞台を続けていれば、そのうち必ず同じ舞台に立ちます。その時は、是非、観に来て下さい。

いつまでも、この時を忘れずに。


最後に、千秋楽の様子を載せて、終わります。
若気のいたりです。


Thank you,everyone!!!
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by us-produce | 2012-02-21 01:24 | US-PR 写真

「Al-ways~走れ大学生~」秘話①

US-PR主宰の薄平です。みんな書いてくれないなと呟いたら、酒寄と港谷が書いてくれました。
まだまだみんな書いてくれると思います。後輩も書いてくれないかな、と呟いてみます。

US-PR#4も、US-PR#3と同じ形式で、後輩と先輩に分けた作品を作りました。
僕が先輩達の作品に出演しない理由はひとつ、出演するとかっこ悪いからです。
何故かっこ悪いかは、この「面接演劇」というスタイルにあります。

US-PR#3「LOVE SO-NG」が完全に演出家として作った作品で、「Al-ways~走れ大学生~」はその延長上の作品です。
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延長上というのも、究極的には「就職の面接」という場所は、「大学」を表現する場所だったので、「LOVE SO-NG」と描きたいことは変わらないんだなと気付いたことがありました。
ただ、今回は「LOVE SO-NG」ではなく、「Al-ways」であること「走れ大学生」に意味があります。
相性の話ではなく、今回はそれぞれの道に走っていく演劇です。

それでは、US-PR#4「Al-ways~走れ大学生~」秘話と舞台写真です。
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テーマは「『個』を強くする」から作り始めました。
最初はちゃんと脚本がありました。あるサークルのコミュニケーション能力のレベルが変わっていくという構成。しかし、結末があまりに面白くなかったので、一気に改変して、「個」を強くするとはどういうことかを「文章」「人間」「大学」で描くことにしました。
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アンケートに、アドリブ満載でしたね、と書かれている方が数人いらっしゃいましたが、実際アドリブらしいアドリブはありません。毎公演同じものをお客様にみせていますから、全部やることなすこと決まっています。間の長さや呼吸、癖まで。
アドリブがあったとしたら、初日に大久保がパンツを破いたぐらいです。

大学方針アナウンス後に出演者紹介。出演者の名前の由来が述べられます。
そして、「Always」ダンス。振付は森まりもさんです。
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SCENE1「TEXT」
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本を読みなさいとよく言われると思います。何故、本を読むといいのか。
それは、本が「他人の人生の結晶」であり、人生の知恵だからです。
そして、「他人の人生の結晶」を自分に通すことで、他人の人生を「追体験」できるからです。
20歳のうちに、本を100冊読めば、100冊分の他人の人生を追体験したことになります。
経験で補えない知恵や判断を、他人から教わるのです。しかも、時代を超えた先人や、簡単に出会うことの出来ない成功者・失敗者から。

舞台に使用した本は、実際に役者達が影響を受けた本です。必死にアピールしてもらいました。
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BOOKOFF行きになったところでも、人には読んでもらえるわけですが、イメージは図書館に残しときたい本みたいな感じで作りました。

この写真、ジブリっぽくて好きです。アピールのすごさが伝わってきます。
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何も関係ないですがジブリ作品ではよく風が吹きます。風が吹くはずもないところで風が吹くのです。それには意味があるんだと宮崎監督が語ってました。何も関係のない話ですが。

なんばーわーん!
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サンボマスター「I love you」でダンス
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「知識だけで品格は高まらない」という言葉は、明治大学の教授斉藤孝先生が仰っていた言葉です。

SCENE2「HUMAN」
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大きな失敗談を全員に話してもらいました。そして、そこから得たことをも。
就活、教職、ゼミ、サークル、バイト、舞台、恋愛。
「個」を強くするという言葉から行き着いたことは、真に「個」が強い人間などいない、ということでした。完璧な人間なんていないから、人間は常に学び、成長しようとする、ということです。

伊藤くんは7ステージ全て、村田さんからふられます。
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そんな日があったなぁと笑えたらいいのです。
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失敗することを恐れない。それが、「個」を強くすることなのだと思います。

perfume「edge」でダンス。
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液体状のものがどんどん固形化していき、走り出すというダンス。
集団でいることをやめて、「個」を作り、独立していくというダンスです。
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なかなか、これはやってみると疲れます。疲れるどころじゃないです。息がやばいです。
役者に酷なことを要求してしまいました。でも、彼らはめちゃくちゃカッコいいです。

・・・続く
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by us-produce | 2012-02-21 00:11 | US-PR 写真

「メトロ!」秘話。

US-PR主宰の薄平です。
US-PR#4御来場いただいた皆様、ありがとうございました。
おかげさまで、驚異的なアンケート率と過去最大動員数でした!!一枚一枚、丁寧に読ませてもらっています。

さて、US-PR#4から一週間が経ちました。
この舞台のように、終わってすぐにそれぞれがスタートしています。スタートできてない人もいますが、あと一ヶ月もすればスタートしてます。そのために、こんな作品にしたのですから。
名越くん、金原さんが素敵な記事を書いてくれて、みんな書きにくいのかな。
全員ブログがかけないほど忙しいという訳はないので、きっとわざと書いてないのです。

僕からは作品誕生秘話と舞台写真を。二つの記事に渡って、書きます。

今回は「メトロ!」
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「何のために大学生になるのか?」というテーマからスタート。
シャトルランで演劇、電車の風景で演劇、筋トレしながら演劇、ストレートに演劇。
様々な演劇形態に挑み、演出に頭を悩ませ、最終的に
「『演劇』をシャトルランしながら練習している部活」
といった形式をとった演劇になりました。
ぶっちゃけ、初めて脚本らしい脚本を書きました。

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縦と横のシャトルラン。ホイッスルと共に演じられるシーン。
祖母と母と娘の物語。
そして、娘の同輩と先輩と、見知らぬ他人の物語。
二つの物語と、繰り返される風景。重苦しく、温かく、どこか懐かしい風景。

仕事に疲れながらも面倒をみる母(右=森弓夏)と受験に項垂れる娘(左=菅野友美)。
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心配性でおせっかいな祖母(右=薄平広樹)。娘と祖母のしがらみや対立。
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洗濯物や掃除など、出来たことが出来なくなっていく祖母のストレス。
祖母に対するストレスや、大学受験に対する娘のストレス。
祖母と母は、教育方針の違いから、互いを遠く責めてしまう。
ダラダラすごす娘を不安に思う家族。「ありがとう」や「ごめんね」をいえない家族。
それでも、帰る場所があって、待っている人がいる。そんなイメージの話です。

また、なるべくバカでいてくださいという演出をつけた、高校生たち。
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大学生になったら何をするか?とか、尊敬する人は誰か?といった、世間話をしています。
部活はバスケ部という設定でしたが、本番前には、もっと抽象的にしました。

先輩を尊敬する女子高生(中央=櫻井亜衣)とそれを冷やかす女子高生(左=菅野友美、右=岡本摩湖)
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自己推薦面接に励む女子高生(奥=安部麻里奈、前=岩井由紀子)
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二人の大学生の存在。

女子高生たちの先輩で、優しくて面白く、かつて高校では尊敬の的であったが、大学で打ち込めることを見つけることが出来ずに、バイトばかりしている大学生。(右=岩倉頌磨)
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そして、先輩の友人、目標をもった韓国留学生イ・スヨン(奥=永平こだま)。

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「自分が好きなことをやるより、自分がやるべきことを好きになったほうがいい」という言葉を、女子高生に送るスヨン。

繰り返される風景。思い出される自分の姿。

十年後を想像する摩湖と友美。
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母と祖母の、娘をめぐる対話。
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大学生になったら何をしたいか?
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地面の下を彷徨い続け、どこに向かうのか。
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そして、演劇は中断され、一人走る娘。
走り走り、帰ってきた家。
母が出迎え「おばあちゃんに負担をかけないように、家事を二人で分担してやるよ」と約束をします。
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仕事がなくなった祖母。十年後について考えたことがあるかを聞く娘。
「十年後なんて、私なんかいなくなっているから考えてもしょうがない」と祖母は語る。
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ラストの「ひっこんでます」という言葉。これがメトロ!の中で一番意味があって好きな台詞です。

縦と横から次第に複雑に絡み、縦横無尽に物語が広がり、編み上げられるライン。
温められていく部屋で、一人考える娘。一人で考え、動く。

母も祖母も友人も、そして大学生も。
大事なのは、過去の自分にしがみつかず、明日は違う自分でいること。
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大学生にも、受験生にも、大学にいってない人にも楽しめる作品になりました。

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メトロ!のメンバーです。メトロ!はこのメンバーじゃないと生まれない作品でした。
他の人達がやったら一見暗くなりがちな話を、彼らは突き抜けて明るい話にしてくれました。
舞台上に立っている彼らからは、前向きに生きるエネルギーを受け取ります。

「就活生になろう!」がどこに向かって歩いてるかわからないながらも、前に歩き続ける作品だとしたら、「メトロ!」は自分をリセットして、前に一歩踏み出そうとする作品です。
笑いと涙でいっぱいの作品となりました。
御来場いただいた皆様、ありがとうございました。

明日は、オールウェイズについて載せます。
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by us-produce | 2012-02-20 00:58 | US-PR 写真

US-PRODUCE#3「就活生になろう!」ダイジェスト動画

US-PR#3映像のダイジェスト動画を簡易的にですが、作りました。
写真ではありません。
部分抜粋なので、全然どんな話かわかりませんが(笑)
ちょっとでも、思い出してくれたり、興味を持って頂けたら幸いです。

次回公演#4は2月に予定しております。



URL http://www.youtube.com/watch?v=q4n2BSrmcok


また、外部公演にメンバーが多く出演しております。
是非そちらもチェックしてください!
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by us-produce | 2011-08-19 11:29 | US-PR 写真

ワークショップお絵かき美術その②

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題名「会場女子トイレは上だよ」
作:じゅん

~コメント~
結構好評だったという、女子トイレの看板。
女の子の上にちょこんと乗った緑色のリボンが特徴です。クリスマス限定色です。
個人的には矢印を用いて欲しかったなぁーという思いがありましたが、混乱がなかったのでとてもよかったです。
女の子にちゃんと腿の表現がされています。

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題名「会場荷物置場」
作:たかなし

~コメント~
緑色のパンダさんがちょこっと飛び出して、愛を沢山振りまいております。
荷物置場の間をくぐったであろうパンダの足跡がキュートです。
場、が帽子をかぶっているんですかね?それともたかなしワールド的にはくらげかもしれません。
きっと、パンダさんが場に帽子を被せていったのでしょう。

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題名「会場荷物置き場」
作:あべちゃん

~コメント~
あべちゃん本人がいます。舌を出していますが、本人が舌を出しているところをかつて見たことはありません。のほほんとした熊と兎が、太陽と上手い具合にマッチしております。
幸せの四葉のクローバーが荷物置き場に添えられて、あべちゃんらしく、元気ハツラツとした作風になっています。
おいてネに対してじゅんさんとコメントしてるあたりが、最近のあべちゃんを表現しています。




案外こんなものでも、熱中して作っておりました。
あーだこーだいいながら。
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大学生になっても、大人になっても、こんな活動をしてみると、いいと思います。
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by us-produce | 2011-03-15 01:33 | US-PR 写真

ワークショップお絵かき美術その①

殺陣ワークショップの際に、みんなにお絵かきをさせました。
まるで小学校の学活の学級作りのように、手作り感あふれるあったかい誘導看板を作ろうということを目的として、つくったその美術作品を
公開します!!

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題名「会場こちらやで!」
作:摩湖

~コメント~
彼女のイメージの盾と剣が独創的です。
特に、剣はモンスターハンターとかで出てきそうな、というかもはや剣なのかよくわかりませんが
剣だそうです。あと、ピカチュウが特徴ですねー。特に意味はないんだと思いますが、本人としては力作です。

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題名「会場こちら」
作:ゆっこ

~コメント~
とってもシンプルな中に、等身三倍もある剣をふるっている人間が印象的です。
殺陣の要素を追加しようとしたら、このカタチになったようです。
残念ながら今回は剣を使った殺陣はやりませんでした。前回は刀を扱いましたが。
結構女の子っぽいタッチですが、思ったより硬質で、無難な道を彼女は進みました。

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題名「会場入り口」
作:くりめぐ

~コメント~
くりめぐ画伯の画力が炸裂しています。
まず、四方に存在する「入り口」の文字。
そして謎に微笑むカエル。リラックマ。ネコ。そして、パンダです。
パンダの破壊力は抜群です。Lets殺陣の文字もかなりシュール。
これを入り口にセットすることで、世界観が広がる感じがします。

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題名「会場受付」
作:OKU

~コメント~
☆のみを使ったテイストで、きらっきらしてます。
案外ピンクと緑ってごちゃっとなりそうなイメージですが、すーっと受け入れられる印象を受けます。
受付の文字がとても華やいで見えますねー。

その②へ続きます。
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by us-produce | 2011-03-15 01:14 | US-PR 写真

『テルコ組曲』アンケートの声

【US-PRODUCE前回公演#2 演劇×古典×LOVE MODE『テルコ組曲』アンケート一部】
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はじめてみるかんじのものでした。ハートがノリだしたのはウケた。
よくわからなかったとこもあるけど、なにか切ないような、楽しいような気分になった。(男性)

目隠しでの演技や殺陣、ひきこまれた。全力で演劇するってこういうことかととても勉強になりました。(女性・20歳)

タッタジュウロクノセリフデヨクコンナシバイヲオモイツイタモノダネ。ジンセイハシツコイレンアイゲーム。ジジイヤババアニナルマデ、ソンナコトヲシェイクスピアガドコカデカイテイタヨウナキガスル(男性・50代)

言葉を選ぶことが難しいのですが、本当に素晴らしかったです。抽象度が高い演出にもかかわらず、とても伝わるもの、気づきを得ることができました。(無表記)

ただただ楽しかったです。特にGAMEがスタートするところ。役者さんの精一杯の演技に鳥肌が立った瞬間がいくつもありました。汗くささはいいですね、若さです。(女性・20代)

最後、客席の間を歩いていった皆さんがとてもかっこよかった。泣きそう。観た中で一番衝撃的でした。本当に観られてよかったです。じゅんあいってこういうものっていうのがいいたかったんでしょうか・・。(女性・20代)

体内の細胞分裂の様子を演劇でみているようだった(女性・40代)

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純愛ってなに?と考えさせられました。シェイクスピアを知っていたらもっとたのしめたのに、そこが残念です。(女性・20代)

芝居で泣いたのは久しぶりです。何故かわからないけど泣きました。(男性・10代)

いい意味でも悪い意味でも、今まで観てきたなかで一番難しかったと思いました。ですが、魂というものが揺さぶられました。(男性・20代)

シンプルな言葉のみでの演出には驚きましたが、人のうちに秘める感情をあそこまで表現したのにはとても素晴らしかったです。音響照明効果も非常によかった。圧倒されました。みんな愛に溢れた人なのだって思いました。楽しそうと思って、こっちも楽しくなりました。(男性・20代)

話は難しかったのに、涙が出そうだった。観てるこっちが息が切れるような鬼気迫る演技に。涙がでそうだった。愛してるのと、人の変わらぬ姿勢に無条件にココロ打たれた。流れる汗も見えるほど、素晴らしかったです。(女性・10代)

同じ台詞がくり返されることで、その台詞そのものよりも、台詞にのっている役者の感情が素直に見えて、さらに感情が必死で真剣で熱くて強いから、構成の積み重ねなんかなくてもココロが動きました。小手先の見せ方と目立ちたがるだけの芝居よりも、百万倍素敵だと思います。
役者上の役者が本気で必死にいることが、ココロ動く芝居なんだとおもいました。凄い迫力で熱気が伝わってきました。色々笑顔になれた。(男性)

芝居様々な愛の価値が一つに向かっていく、様々な要素へと分裂する。このプロセスは楽しかったな。ロミジュリごっこと化したクライマックス。若者はいま、こうなのかな?現代でもなかなかいかしてていいねシェイクスピア。(男性・60代)

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鳥肌がたって、なんも書けないです。すごかったです。(男性)

踊ってるとき、めっちゃ加わりたいと思っちゃいました。役者がたのしそうで 、みてるこっちまでたのしくなりました。最後もなるほどって思いました。(女性)

女の子がかわいすぎて、僕はこの舞台には立てません(男性・20代)

最初から最後までとても綺麗な演出でした。掘り下げて解釈すればいくらでもできるだろうけれど、めんどくさいのでしません。テルコってなんなのかしら(無表記)

エネルギッシュな場面とそうでない場面の差が凄いと思います。そしてかなり考えさせられる舞台だったと思います。役者の人たちが楽しそうで、自分もここの舞台に立ってみたいと思いました。ありがとうございました。(男性・30代)

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わっけわかんねえけど面白かった。なんででしょうね。叫んだり、嬉しそうな顔が印象的です。これから演劇にはまりそうです。(男性)

デートしてー!!!恋って面白くて楽しくて怖い。(女性)

*********************

どうも、薄平広樹です。
遅ればせながら『テルコ組曲』に御来場いただきありがとうございました。
発信する場所としては狭いですが、アンケートの中に「解説をしてくれ」という声が多少なりともありましたので、ちょっとだけ記しておきます。

批判と絶賛、二分に分かれた演劇を生み出しました。
伝わらないものは、うーんそうかぁと落ち込み
なにかを感じ取ってくださった方からは、なるほど、そう思ったのかぁと、US-PRの私たちも楽しませて頂きました。

コンテンポラリー演劇って言い方はあれなんですが
「現実」はただ起こるものであり、その現実の解釈が「物語」になるのだと思います。
解釈の方法は、いろいろあると思うんですね。こんな言い方しちゃうとかっこよすぎなんですが、神-人間、人間-人間の関係性、心境、その状況にいたるまでのプロセスあたりが要素になるのですかね。俺はこうなる運命なんだなぁってのが「物語」だと思います。
まぁ、次こうなるだろうなってよく観客が推測する行為は、「物語がこうなる」=「この作品はこういう運命を辿るだろうなぁ」ってことだと思うんですね。

まぁ、実際、現実は予測できないものですから、かなーり予測できない演劇にするべきだなと思って。でもそこに「物語」という運命性があると、すごく整合性のつかないものになってしまうので、そうではなくあくまでも現前していることに集中してもらうような作品を作りました。

「物語」というのは観客の中にしかないんだと思うんですね。
演劇は、ただそこに「在る」ことが強みだと思うので。
その現前しているやりとりはリアリティというより、むしろ「リアル」の領域なんですよね。
実はちゃんと段取りやら表情やら稽古で決まってるのですけども。

例えば、ロミオ役とロザライン役の人が目隠ししながらお互いを手探りで探しあい、松田聖子さんの「あなたに逢いたくて」が流れるシーンがありました。アンケートを読むと、このシーンで笑ったという人と、泣いたという人がいるのがわかりました。
マキューシオが刺されてからでっかい音量でperfumeが流れて、ティボルトが放心状態になるシーンでも、笑ってる人がいれば泣いてる人もいて、不満そうな人もいればニヤニヤしてる人もいました。

演劇って、これでいいんだと思います。
多種多様な受け取りで構わない演劇を提示したのは、おそらく平田オリザさんなんですが。

僕としては、なんだか人生を振り返って笑ったり泣いたりできる演劇、それがいいなぁと思うわけです。
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by us-produce | 2011-02-25 21:00 | US-PR 写真