さようなら、さようなら、さようなら。

一週間経った頃に書こうと思っていたら、我が家のオンボロPC恒例のいきなりシャットダウン現象に襲われて以来萎えていた伊藤です。
メンバー各位がなんとも感慨深いことを書いているものですからなんとも書きづらいですね。


あらかじめ申し上げておきますが、今回の更新に写真はありません。
何を隠そう、私は自分のPCとかに写真を一切残していないのです。
今所持している携帯電話が水没してデータが吹っ飛ぶようなことがあれば、私の四年間の思い出は水泡に帰します。
で、ブログの更新は専らPCからするものですから、結果添付する写真を持ってないという事態になるわけですね。
ご了承ください。









さて、私は入学して一年目、何の因果か明治大学シェイクスピアプロジェクト(MSP/旧・明治大学文化プロジェクト)で演劇を始めました。きっかけはもう覚えてません。
その稽古期間中に、主宰薄平から「これ終わった後どーするの」的な話をされてUS-PRODUCE#1に参加いたしました。(たぶん)


US-PRODUCE#1ではまだ芝居に慣れずにてんやわんやして。
US-PRODUCE#2ではまさかの超運動量にてんやわんやして。
US-PRODUCE#3には私は就活を理由に参加しませんでしたが、振り返ってみると普通に出演できるスケジュールだったりして。
US-PRODUCE#4ではロクに告白したこともない私が七連続でフラレるなどの見せ場をいただきました。


ざっと見ると私のUS-PRはこんな感じでした。どっしり参加できたことはありません。
最後となる今回のUS-PRODUCE#4では、とてもおいしい役回りをいただきました。既に薄平が写真つきであげていますが、フラレたり、ラストに一人で踊ったり。
写真で見ると実にきったないデブですねー。
ラストのダンスは、振付を後輩の安部さんがしてくれました。彼女には足を向けて眠れません。

個人的には、「メトロ!」でストーリーのある話があり、「AL-ways」でめちゃくちゃに踊る所があり、”自分”をアピールするところがあり、今までのUS-PRの集大成っぽいなーと思いながら稽古をしていました。
我ながら外面的な解釈です。



外でも活動してきた他の卒業生たちとは異なり、私の演劇活動は先に挙げましたMSPとUS-PRODUCEのみでした。
四行かそこら程度で振り返ってしまいましたが、実質私の大学生活の半分がこの四行に詰まっています。
私が関わった芝居の殆どに、必ず誰か今回の卒業生がおりました。

合間合間で、合宿という名のお泊り会をやったり、遊びにいったり、ご飯を食べたり、酒を飲んだり。
初期で特に記憶に残っている光景は、真冬の稽古場で、休憩になるや唯一の電気ストーブにぎゅっと集まってほこほこ暖を取る姿です。確か#1でのことでした。

今回の「AL-ways」で村田にフラレる時の文句にあった(ハズ)ように、家族みたいなものだったと、私は思っています。
高校までに、これほど密な関係を築いたことはありませんでした。
稽古の日数を考えますと、大学生活四年間のうち、一年半くらいは実の家族よりも今回の仲間と過ごした時間の方が長い日があったような気がします。事によるともっとあるかもしれません。







そうして一緒にやってきた連中と、ここで道を違えます。
幾人かは演劇を続けて、幾人かは就職して、幾人かは学校に残って。
ちなみに私は就職します。
それぞれがそれぞれの状況の抱えて、
「今週末会おうぜ!」
とか、気軽に言えなくなります。


まだまだ続くながーい人生の中で、この四年間はほんの僅かな時間なのかもしれません。
けれどこれまでの二十余年の中では、間違いなく最も輝いていた時期だと言い切れます。
これからは、この四年間に恥じない生き方をしたいものです。より、もっと、輝きたいですね。








ここで仲間や主宰の薄平への感謝でもしようかと思いましたが、どうもクサくなってしまいますしクサいのは港谷の仕事なのでやめて直に言うことにします。

たった四年の短い活動期間でしたが、拙い役者モドキの伊藤は一旦演劇から離れます。
「一旦」というのは、まあ人間どうなるかわかりませんのでそういう言い方になりました。
御来場くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。



US-PRODUCEの感想や振り返りをするはずが、私の大学と演劇の振り返りになってしまっている気もしますが、それだけUS-PRODUCEは私の中で大きいものなのだと、好意的に解釈してください。
思いついたままに書いているせいで内容もぐちゃぐちゃですが、そこは私が生来推敲とか苦手な面倒くさがりだからです。御容赦ください。

今回の更新のタイトルは私が大好きだった映画解説者、故・淀川長治さんの名フレーズからお借りしました。
自分の大学生活と、仲間たちと、演劇に。
このフレーズの好きなところは、淀川さんの語り口からはお別れというより「また今度」みたいなあったかい響きを感じられるところです。


それでは、さようなら、さようなら、さようなら。
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by us-produce | 2012-02-23 23:51 | お別れのあいさつ