書くのに3時間かかりましたがお別れの挨拶です。

未来の話をします。

一人の会社員に好きな人ができ、晴れて交際できるようになり、円満にお付き合いを続け、結婚することになったとします。そして子供が生まれたとき。

きっと、面白そうなお芝居がやっていたら子供を連れて、見に行くのでしょう。たとえ子供にはまだ理解できずとも劇場に連れて行きそして子供に「どうだ、面白かったか」と聞く。隣には奥さんがいて「まだこの子にはわからないんじゃない?わたしもちょっとわからなかったし」と言ってきたらワガモノガオで解説するのです。「いいか、このお芝居が言いたいことはだな・・・」

出会う前にはこのような未来を想像することはできませんでした。現に僕の家庭、コウタニ家では行われなかった光景です。

僕は大学から演劇を始めました。ずっと剣道をやっていて、高校一年生のときに怪我をしてしまい、なんとかだましだまし引退までやってきました。そして無事に歩ける状態で引退でき、じゃあこれから何を中心に生きていこうと考え探しているときに演劇と出会いました。高校三年、付属校で大きく志望の学科を変えるということは大変珍しく、先生も何事かと思ったのでしょう。親身に話を聞いてくれてそして背中を押してくれました。

今回の座組の人たちはどうやって演劇に出会ったのでしょうか。いや、どうしてやってみようと思ったのでしょうか。気まぐれなのか、友達に連れられたのか、もう僕には演劇しかないぜと思っていたのでしょうか。



僕には、人には譲れないものというのが正直ありません。何をしても人並みです。
剣道も真剣に頑張れば頑張るほど能力の差が明確に見えていきました。悔しくて自分の限界を越えようとしたら体がおっつかなくて怪我をしました。演劇も、僕よりうまい人ばかりです。大学一年にして、その才能を近くで見てしまいました。なんだよそれとか思っちゃっていたかもしれません。

けども、演劇を続けます。僕よりお芝居が上手な子が辞めていっても僕は続けます。もっともっと演劇を一生懸命見続けていったら、自分の限界が見えて、周りとの才能の違いに苦しみぐちゃぐちゃーって気持ちになるかもしれません。でもまだ演劇を辞めません。

好きなことでココロが折れたとき、人は明確に道を失います。

はっきりと目の前が真っ白になります。


でも今、剣道をガチンコでできなくなって、あの時代が真っ白な霧の中に消えてってしまったかというとやっぱりそうじゃなくて、一生懸命打ち込んできたあの日々があったからこそ、今の一番に対して、真摯に取り組めるんだと思います。才能がないと嘆くより折れることにビクビクするよりひたすらに走り続けることに意味があるのだと思います。それはどのフィールドに行っても同じこと。

下手に才能があっちゃ、逃げ出したいときにもその責任から、逃げられなかったりしますからねえ。その点、逃げたくなったら一目散に逃げれるこの人並みな才能に感謝ですね。いつでも逃げれるから、今はもうちょっと戦ってみようかなと思える。

このバランスが、きっと大事なんだろうな。


・・・ぼく、一切us-produceのこと書いてませんねー。

なので最後に書こうかな。



us-produce。僕もうすぷろとずっと呼んでいました。うっすープロデュース。けどもいつの日か。第二回公演のテルコが終わったころからちょっとずつあすぷろと呼ぶようになってきました。みんなで考えながら作っていく、というスタイルが根付いてきたからだと思います。そしたらもう卒業ですよ。あーあ。たぶんちゃんとあすぷろって言ったの、20回もないや。まいったなー。許してうっすー

同期の人たち。えー。風邪引かずに元気でね。また会おう。そのときあすぷろのことをあの頃はよかったじゃなくて、そんな時代もあったねと笑おう。

後輩諸君。頑張ってください。悩んだらダサい先輩たちのことを見て、あの人たちより僕・私は優秀だと胸を張ってください。大丈夫です。あんたらならだいじょーぶ。

お客様。今まで本当にありがとうございました。いやー。どの公演も狭い中で汗ばっさばっさ飛ばしてごめんなさいでした。でも本当、いつも僕たちはあなた方からエネルギーをもらってました。


あー。ぼく、こういうの書くと意味わからないのに臭い文章になっちゃうし、しっちゃかめっちゃかだからこういう劇団ブログなんかに真面目に書いちゃいけないんだと思う。どっかのみるくてぃーで書いてりゃいいんだと思う。

ごめんなさい。


でも、ね。

最後のお別れですので。

みなさん、
またどこかでお会いしましょう。
それでは。
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by us-produce | 2012-02-20 02:25 | お別れのあいさつ